2009年9月29日火曜日

FXは、丁半博打ではない  利益が出る期待値は、二分の一以下

私の周囲を見渡すと、FXの取引を、まるで丁半博打のようなレベルで行っている人が多いことに驚きます。
確かにFX取引は、上がるか、下がるかの二つだけで、半か丁かのサイコロの目も二つにひとつ。同じように感じるかも知れません。
しかし、FXを賭け事、博打感覚で行えば、100%財産を失います。
なぜなら、FXを取引する時、どうしても事実上手数料を持って行かれるからです。
現在、あからさまに手数料を取る代理店はほとんど無い状況ですが、それでもスプレッドはあります。
このブログの読者の人には、スプレッドを今更説明する必要はないでしょう。売値と買値の差で、売るときは安く、買うときは高くなってしまいます。この差が代理店の利益になるわけで、つまり、もともと、確率論から行っても、勝てるか負けるかは、上がるか下がるかの二分の一の確率ではなく、すぷれっどぶん負けてしまいます。

もちろんそれだけではありません。
人間の心理の問題があります。

利益は早く確定させたく、損失は見て見ぬふり、これは挽回するもんだ、と思うのです。
その結果、利益は小さく、損益は大きくなり、勝つか負けるかは二分の一、ではなく、勝つ=利益が出る期待値は、二分の一よりどうしても小さくなってしまうのです。

重要なことは、次のことです。

FX取引に於いて、2回に1回勝てても、期待値は二分の一よりも遙かに小さい。

つまり、普通に取引していては、絶対に負ける。それがFX取引だということを肝に銘じておく必要があります。

では、どうすればいいのでしょうか。
そのために、負ける期待値を極力少なくし、勝つ期待値をしっかり上げる必要があるのです。
その方法、このブログで明らかにしていくつもりです。

FXのコツ
FX取引に於いて、2回に1回勝てても、期待値は二分の一よりも遙かに小さい。

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